2009年のネットブック「VAIO W」
ASCII.jp:ソニーが作った「普通のネットブック」 VAIO Wをチェック (1/3)
いよいよソニーがネットブック「VAIO W」を発売する。同社のAtom搭載ノートと言えば、2009年1月に発売されて大人気となった「VAIO type P」が思い出されるが、今回発表された製品は、それとはまた別の製品。簡単にいえば「普通のネットブック」である。
正体はネットブック版「VAIO type N」?1366×768ドットのディスプレーで実用性大幅アップ
VAIO Wを仕様面から見ると、「Atom N280を使ったネットブック」の一言である。特殊な機構も、極端な小型化もしていない。本体サイズは10.1型ワイドディスプレーを搭載したネットブックとしては一般的なもので、重量も1.2kg弱。数字だけを見れば、「ああ、実に普通だね」としか思えない。
このあたりは、Atom Zシリーズを採用し、内部機構に徹底的な差異化を加えて、小型・薄型化を徹底したVAIO type Pとは対照的といえる。その代わり、VAIO Wはtype Pに比べ安い(予想実売価格は6万円前後)。価格もいわゆる「ネットブック価格」である。
ただのネットブックが6万円もしたんだよなあと感慨深い。今のパソコンはスペックがめちゃくちゃ上がって快適な上に安い。スマホも初期はiPhone 3GSに月6000円くらい払っていたような気がするけど、通信プランは安くなり端末は1円レンタルできてめちゃくちゃ安くなっている。技術の進歩に感謝である。