超便利な「Android eSIM転送」をGalaxyとPixelで試す - ケータイ Watch
Galaxyシリーズは、この機能にいち早く対応しており、初期設定時に、データをコピーする流れの中でそのままeSIMプロファイルまで移行することができた。ここまでくると、SIMカードスロットからSIMカードを抜き出すより手軽で、eSIMのメリットがある。移行可能な時間帯にも制限がなく、複数端末を利用している場合でも、SIMカードを移すのに近い感覚で利用できる。
ちなみに、ドコモはこの機能を「Android eSIM転送」と呼称しているようだ。グーグルが採用を発表し、Androidの標準仕様に取り入れていることもあり、当然ながらPixelシリーズでも同じことができる。ドコモのサイトにも、GalaxyシリーズとPixelシリーズで、かつAndroid 14以上の端末がこの機能を利用可能なことが明記されている。
もっとも、現状の対応端末はGalaxyとPixelのみ。標準仕様になっているだけに、より広いメーカーが対応することを期待したい。また、対応しているキャリアがドコモのみなのも、かなり残念なポイント。4キャリアが対応したiPhoneのように、キャリアを問わずに利用したい機能だ。特にオンライン専用プラン/ブランドは、eSIMとは相性がいい。eSIM転送を実装すれば、機種変更時のトラブルも大幅に減りそうなだけに、対応を期待したい。
過去にも書いたが、もうスマホの乗り換えは面倒すぎる
Google Pixel 7aで性能的に十分だし、もう乗り換える必要はない。ソシャゲさえやらなければいい。ソシャゲも最近はPC版を出してくれることが多い。自分のやっている(といってもたまにしか起動しないけれども)もので言うと「レスレリアーナのアトリエ」「ヘブンバーンズレッド」はSteam版が出ていて、スマホよりもよほど安定して高画質で大画面で動く。eSIM乗り換え機能は現状ドコモのみで自分の使っているLINEMO(ソフトバンク)、povo2.0(au)は対応していないから使えない。最新の端末情報を追うのは疲れたからレビュアーが変更点を教えてくれればそれで十分だ。今後のスマホの機能アップと言ってもカメラの画質が上がる、ゲーム性能が上がる、生成AI絡みの機能がつくくらいで変わりがない。なんだかガラケーとスマホの2台持ちしていた時代みたいな発想だが、やはりネット回線と端末を分離したほうが気楽だと思う。ノートパソコンを選ぶときに通信キャリアがどうのこうのと気にする必要はないわけで。かつてPlayStation Vitaが3Gモデルを発売して大失敗していたが、やはり通信キャリアと契約するのが面倒だったというのが大きいと思う。Nintendo Switchを遊ぶのにもテザリングで遊べればいいわけで、通信キャリアとの契約なんていらないのだ。