ファイナルファンタジーVII リバースの制作秘話 櫻井孝宏のモノマネのクオリティが高すぎた

※ネタバレ注意

『ファイナルファンタジーVII リバース』の回想シーンのボイス収録では当初、クラウド役の演技が「とあるキャラ」に似すぎていた 逆に抑えてボイスを収録 IGN Japan

Co.ディレクターの鳥山求は番組で、このシーンについて「あるキャラクター(ザックス)に台詞回しとか音声の演出を寄せている」と言及した。鳥山いわく、クラウド役の櫻井が本気で演技すると、本当に声の抑揚などまでがザックスと一緒になってしまったのだそうだ。クラウドの声が、ザックス役の鈴村健一の演技にあまりにも寄りすぎてしまったのだろう。「もうモノマネになっちゃったんですよね」と鳥山はコメントした。

鳥山は「それはおもしろすぎるし、ちょっとネタバレも強すぎるから」とのことで、逆に櫻井に演技を抑えてもらうような演出をしていたそうだ。最初はザックスに寄りすぎてしまったので、その具合をたしかめるために何テイクも収録していたらしい。番組ではセフィロスの演技についても言及された。ここは回想シーンなので「若いころの英雄セフィロス」という形で、声優の森川智之に演じわけてもらっているそうだ。

実際にリバース体験版も本編も買ってプレイしたが、かなりザックスの再現度高かったので、収録段階の初期はもっと寄せていたんだろうなという感じ。ただ一つ愚痴ると、もうPS独占はやめてくれって感じ。次回作がPS6独占だったら買わない。ハードごと買ってもFF7以外にやりたいゲームも特にない状況では、7、8万出して新ハードごと買う魅力はFFシリーズにはもはやない。